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こそっとぶろっぐ。

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2010.10.09 Sat 「 ぶれいど。ふだんの。
仮面ライダーではない。

オンドゥルウラギッタンディスカ!!

裏切ってはいない。

私、ゲーム好きなんですが、最近DL(ダウンロード)配信ゲームというものに非常に興味があります。

少し前にPSNで購入したトラインザロストレリックと言うアクションゲームも始めたらやめられないくらい面白いゲームでした。
このトラインは3人の主人公が呪いで一心同体になってしまったのを解くために旅にでるというもので。

三者三様に異なった能力を持ち、それを上手く利用しながらダンジョンを進む、というものなのですが、これがよく出来てる。

PVはこちら↓


とくに魔導士の作る足場をどうにか利用してアイテムとろうとしたりとか、盗賊のフック移動の快適さを楽しんだりとか、戦士の強さで一騎打ちを楽しんだり。

昔の2Dゲームの進化版はこういうことか、と思わせてくれるいい出来のゲームでした。

で。

今回の本題はこちらのゲーム。

Braid(ブレイド)。


2008年にXbox360で配信されていた2Dアクションパズルゲームなのですが、先月9日にPSNでも配信が始まり、ランキングにも入るといういわゆる神ゲー。

制作(配信)はイグニッションエンターテイメント。

最近話題の「一番良い武器を頼む」のゲームを製作している会社らしいです。

いや、ごめん、公式適当に見ただけだから合ってないかもしれない。

さて、海外作品、いわゆる洋ゲーであるBraidは配信後に各所で絶賛される作品でした。

その理由としてあげられるのが二つ。

一つはその高いゲーム性。

一つは綿密なストーリー性。

後者に関しては、考察の後に、プレイヤーが考えだす必要はありますが、その意味が分からずとも、エンディングをプレイした後は鳥肌が絶ちました。

で、今回は少しこれについて考えてみようかと。

まあ、ぶっちゃけbraidで検索すればいろんなところで検証されているので、今更感満載なんですが。

ネタばれもどうかと思うのでPVから主人公ティムが”何をするゲームなのか”を検証することにします。

まず上のPV。

主人公ティムは時間を巻き戻す力を持っています。

その力でゲームないの謎を解きながら、ステージ内にちりばめられたストーリーの鍵となるパズルを集めていくのですが、注目するのは最初の言葉。

「もし、過去の出来事をやり直せたら」

変哲もない、このゲームのゲーム性をうたった言葉ですが、この言葉がでた後に音楽が一変します。

最初の音楽とは打って変わっての暗い雰囲気。

続いて「もし、何度でも生き返れたら」「もし、現実がいくつもあったら」「もし、時空をコントロールできたら」と、ゲーム性をうたった言葉がでてくる。

ゲーム画面と、映し出される言葉に矛盾はありませんが、なぜ音楽だけは暗いものへと変わったのか。

そして「もし、そんなことができたなら」「どうなる?」と言う言葉につながる。

PVの最後に映るのは炎に包まれた街を背景に立つティム。

これはゲームの開始画面でもあります。

と、少し要素を説明してみたところでどうでしょうか?

なにか気づかれた人はいるでしょうか。

これが答えかどうかは分かりませんが、わからない!というかたに一つ助言を。

始めの言葉「もし、過去の出来事をやり直せたら」が、

「もし、過去の”過ち”をやり直せたら」であればどうでしょうか。

そして思い返してください。

PVの最後、タイトルがでる炎に焼かれた街がゲーム開始画面であるということを。

どうでしょうか?

ぞくぞくっときた方は、ぜひプレイすることをお勧めします。

しかし、同時にパズル要素は難解なゲームであるので、もし苦手な方がいればおすすめはしかねます。。。

イライラするよ!って方は特に駄目でしょうね。。。

ですが、クリアしたとき、エンディングの衝撃は大きくないものの、心に何かを残していく。

そんなゲームに仕上がっています。

どうでしょうか、そんなゲーム、遊びたくないですか?

興味があればぜひ、プレイしてみてください。

普通にゲームとしても楽しめる、完成度の高い作品です。
















追記で多少のネタバレと、最近の日本ゲームに足りないもののぼやきを書きました。

ネタばれおk、そして私のぼやきに興味がある方はご覧ください。

まあほとんどツイッターでぼやいてるないようですけど。。。。

じゃあ、ネタばれは後にして、ぼやきから。

最近の日本のゲームに何かと多いのは”多人数プレイ”と”協力(Coops)”ゲーム。

もちろんそれが悪い訳でもなく、市場戦略としては多人数前提なので売り上げも伸びる。

なおかつともだちと一緒に遊ぼう!なんて言ってくれるから社会的にも引きこもり現象で最高!(、かどうかは分からないけど)

って言う傾向が強いように思えますが、それを楽しいと思えないのは一人っ子の性なのか。。。

モンハンはPS2の頃からゲームコンセプトにぶれがなく、当初の頃は「こりゃキラータイトルがきたな!」と思ってましたが、ここまで続くとマンネリ気味な気もします。

まあ、人気タイトルだし、自分が多人数プレイできない人なのでひがみにしかなりませんが。

それにしたって、協力、通信、大くなりましたよね。

MMORPGなんかも少し前から流行ってきて、もう大人数でやるものがゲームになりつつある今日ですが、そんな中私は”一人でじっくりやるゲームこそ至高!!”と言いたい。

謎解き、RPG、アクション、一人でやってて楽しい。

そこにともだちがきても、ゲームプレイを見るだけで楽しいし、交代なんかして遊んでたことを思い出すと、大分状況が変わってしまった。

悪いことではないのだけれど、一人でやる方が妄想も膨らみつつ、先はどうなるのだろうと考えながら楽しめる気がしてならないのです。。。

ともだちの茶々も、横やりも、それなりに面白くはあるけど、私はあんまり、と。

どちらかと言えば一人でなぞといて満足感えたいし、人のゲームプレイ見てると自分で動かしたくなってうずうずする。

今回紹介したBraidは一人用でなおかつじっくりタイプのゲームですが。

最近の日本ゲームはお手軽感満載で困る。

アイデア勝負も少なければ、ひねくれたゲーム性もない。

そこにあるのは”みんなでなかよく!”というQDの作戦のようなスローガン。

あれ、ゲームってそんなんだっけか?と思ってしまうのは自分だけでしょうか。

もちろん、すべての日本ゲーがそうでないと思いますが、その流れが大きいことも事実で、悪くはないんだけど、この多人数プレイ作品をぎゃふんと言わせる売り上げとゲーム性を持ったゲームはでてこないものなのかなー、と密かに期待していたりするのです。

まあ、最近は協力プレイを逆手に取ったデモンズソウルなんかは、良かったですけどね。

協力してほしいときに黒ファントムに侵入された時の絶望感と言ったら。。。

あいつら基本装備すげーから、ね。。。

↑こんな反応が出来るゲーム、お待ちしてます日本のデベロッパさん!















さて、そして少しネタばれ。

実はXBoxでBraidが配信されたのは8月6日でした。

8月6日と聞いて、多くの日本人が思い出すのは「広島への原爆投下」でしょう。

その日にちに、Braidは配信され、主人公のティムは炎に焼かれた街の中にたってゲームが始まる。

考察サイトのネタばれ考察では、ティム自身は科学者であり、原爆を開発したものなのではないか、という考察があります。

彼が追い求める”プリンセス”、とは科学者が求める”技術”であり、”成果”であり、”原爆”であった、と言う考察も。

そして、エンディングでの一文にはこう、あります。

「これで俺達はみんなクソッたれだ」と、別の誰かが言った

「これで俺達はみんなクソッたれだ(Now we are all sons of bitches)」は、ケネス・ベインブリッジ博士が、最初の原爆実験の後に放った有名な一言だそうです。

もちろんそれ以外の考察もあるので、原爆以外にも様々な内容が詰め込まれているのかもしれません。

この原爆説はエピローグ部分のみを読み解いた結果だそうですが、これを前提に他のワールドの文章を読んでもさほど違和感もない気もします。

プリンセス=原爆とするのなら、ステージ2での文章にあった恐ろしいモンスターによってさらわれた、というのは戦地に持っていかれた、ということには習いでしょうか。

つまり、恐ろしいモンスター=原爆投下をおこなった米軍。

ティムは彼女を側に置いておこうとしたけれど、時間が経つにつれてその風景がぼやけていく、という文章は、原爆使用に対しての判断基準が鈍っていく、ということに繋げることは出来るし、彼女が去っていった=戦場に持っていかれたと考えると原爆もあながち不正解ではない。

ステージ5の文章は、
「彼女には、彼の情熱がどこから来るのかまったく分からなかった。少しづつ彼の顔に深いしわをきざんでいく強烈な何か。そもそも彼女は、そこまで彼のことを理解していなかった。しかし彼は、世界で最も親しい人間のように彼女を抱き寄せ、運命の人にだけ使われる言葉を耳元でささやいた」

とありますが、これもナゼ原爆開発にそこまで没頭しなければならなかったのか、なで作られ、そしてティムは愛の言葉をささやいたのか。これは開発から完成までのティム(科学者)の心情変化ではないのか。

何を起こすものなのかも正確に判断できず、ただランナーズハイのような高揚感と共に完成させた原爆が自身の最高傑作ならば、愛の言葉もおかしくはない。

ステージ毎に違う現実や、時間コントロール等が存在するのも、現実を否定したい気持ちや、なかったことにしたい、という後悔の現れとも考えられる。

この考察が、製作陣にとっての正解かどうかは分かりませんが、それを想像し、考察するのも、またプレイヤーの楽しみの一つでもある。

非常に奥深い作品であることには違いありません。





参考:
でかだんびより様 Braidストーリー考察サイト訳
http://dekadenbiyori.blog40.fc2.com/blog-entry-413.html

UK Braid考察サイト(XBox公式サイト)
http://www.oxm.co.uk/article.php?id=5666
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ってカレンダーの意味じゃなかったっけ?
ぷろふぃーる
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こうちゃ。
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男性
職業:
大学生
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漫画、アニメ、小説にゲーム、ギターとその他。
自己紹介:
ツイッターやってます。
mixiにはほとんどいません。
facebookにもいますけどどう使えばいいかわかりません。
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残念。
大体そんな感じ。
ついったー。
つぶやいてます。
近況しゃしん。
マウスオンするとコメントがみれるよ。
最近の。
最近こんなこと書いてました。
じゃんる。
カタカナで書くとジャンヌみたいだね。
けーたいからも。
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